幅下幼稚園のおゆうぎ会アンケート|日常の延長にある日々の積み重ねと子どもたちの姿
【この記事のポイント】幅下幼稚園のおゆうぎ会アンケートをもとに、子どもたちのありのままの姿や日々の積み重ねを紹介。行事を日常の延長として捉え、「やってみたい」を大切にする保育と、家庭へ広がる経験や安心できる関わりについて伝えています。
おゆうぎ会に温かいご声援をいただき、誠にありがとうございました。
また、実施後の保護者アンケートにも、たくさんのご感想や率直なご意見をお寄せいただき、重ねて御礼申し上げます。
一つひとつの言葉から、子どもたちのありのままの姿や、その背景にある日々の積み重ねを、保護者の皆さまが温かく見守ってくださっていることが伝わってまいりました。
幅下幼稚園では、「子ども主体(子どもの“やりたい”をそっと支える)」ことを大切にし、一人ひとりを丁寧に見つめる保育を行っています。
行事もまた、特別な一日として切り取るものではなく、毎日の遊びや生活の延長線上にあるものと考えています。

今回は、アンケートにお寄せいただいた保護者の皆さまの言葉を中心に、おゆうぎ会を通して見えた子どもたちの姿と、これからの園の取り組みについてお伝えいたします。
日々の積み重ねから生まれる、自信と豊かな表現
毎日の遊びや活動の積み重ねが、子どもたちの自信や、のびのびとした表現につながっている様子がうかがえました。
また、友だちを思いやる姿や、友だちと一緒にその場をつくっていく姿に胸を打たれたというお声も届いています。
【保護者の声】
「おゆうぎ会の週になり、毎日『練習出来るのはあと4回』『次の日はあと3回』とカウントをしていました。終わってたくさん褒めたら、頑張った事で自信がついたような印象を受けました。」(年中)
「これまで舞台が苦手でうまく踊れなかったのですが、最後のお遊戯会では踊って、劇もしっかりやれていて成長を感じることができました。」(年長)
「当日欠席の子の分のセリフを代打した子もいたと聞きました。お友達の分を補い合う優しい気持ちが育まれていることに幸せな気持ちになりました。」(年中)
▶ 園より
目に見える結果だけでなく、その背景にある日々の積み重ねに目を向けていただき、ありがとうございます。
幅下幼稚園では、日々の遊びや生活の中で育まれてきた「やってみたい」という気持ちが、安心できる仲間の中で自然に表れ、自信へとつながっていく過程を大切にしています。これからも、一人ひとりの歩みを丁寧に見守っていきたいと思います。

園での経験が、ご家庭のあたたかな時間へ
園での取り組みが、ご家庭での会話や遊びに広がっているという嬉しいご報告もたくさんいただきました。
行事が当日だけで終わるのではなく、心が動いた経験が家庭でも続いていくことは、子どもたちにとって大切な深まりの一つだと感じています。
【保護者の声】
「おゆうぎ会が当日だけで終わる行事ではなく、家でも踊ったり遊んだりと広がっているのが素敵だなと感じています。」(年中)
「家でも『おゆうぎ会ごっこ』をして遊んでいて、幼稚園での経験が家でも続いているのが嬉しかったです。」(年長)
▶ 園より
子どもたちは、園で心が動いた出来事をご家庭でも再現しながら、自分自身の経験として深めていきます。
園での経験が家庭へ広がり、ご家庭での気づきがまた園へ戻ってくる。そうしたあたたかなつながりの中で、子どもたちの毎日はより豊かになっていくのだと思います。これからも、この循環を大切にしていきたいと考えています。
安心と寄り添いの中で、自分なりの一歩を
舞台の裏側では、緊張で固まってしまったり、「やらない」という気持ちが出たりする姿もありました。
そうした姿もまた、子どもたちの大切なありのままの姿として受け止め、気持ちに寄り添いながら関わっていくことを大切にしています。
【保護者の声】
「直前に息子の『やらないスイッチ』が入ってしまい…心に届くような声かけを何度も粘り強くしてくださったことに、心より感謝申し上げます。」(年少)
「子どものペースと気持ちに寄り添った対応をしていただきありがとうございました。」(年少)
「うまく参加できない子も先生が温かく対応してくださっている様子で、日常的に温かい見守りの中で子どもたちが過ごしていることがうかがわれ、とてもよかったです。」(年中)
▶ 園より
緊張や迷いを感じながら舞台に立つ子どもたちを、保護者の皆さまにも温かく見守っていただきありがとうございました。
幅下幼稚園では、無理に舞台に立たせることよりも、気持ちが整うのを待ちながら、その子なりの一歩が踏み出せるよう寄り添うことを大切にしています。これからも、一人ひとりの心の動きを丁寧に受け止めながら関わっていきます。

一人ひとりの「やりたい」と、これからの行事づくり
子どもたちの「やりたい」気持ちが叶った喜びが語られる一方で、希望の役や踊りが選べなかった場合の気持ちへの寄り添い方や、観覧席の工夫について、率直なご意見やご提案も頂戴しました。
【保護者の声】
「自分のやりたいダンスや役をすることができ、今までにないほど前向きに取り組んでいたように思います。」(年長)
「他のがよかったと言っている子が数名いたようなので、好きな踊りを踊って欲しかったなという気持ちもあります。」(年少)
「劇遊びは保護者の前に子どもが座る席だったので、表情が見えにくい場面があり少し残念でした。一方で、座席の工夫(入れ替え)は見やすくてありがたかったです。」(年少)
「インフルエンザ流行期に、午前中のみの登園を選べる状態にしていただいたり、子どもたちが安心して臨めることを一番に取組を進めていただけたこと、とてもありがたく思いました。」(年長)
▶ 園より
子どもたちの「やりたい」という気持ちは、幅下幼稚園の保育の出発点です。
選ぶ場面では一人ひとりの思いを丁寧に聞き、納得して進めていく過程をこれまで以上に大切にしていきます。人数の偏りが出た場合も、同じ曲を複数のグループに分けるなどの工夫を重ねながら、できるだけ子どもたちの思いが生かされる形を整えてまいります。
また、観覧のしやすさについても、貴重なご意見をありがとうございます。日常の延長として、子どもたちが安心して動ける空間づくりを大切にしながらも、ご家族の皆さまによりよい形でお子さまの姿をご覧いただけるよう、動線や配置の工夫を今後も重ねてまいります。
体調面への配慮も含め、誰もが安心して参加できる行事づくりに努めていきます。
おわりに
今回のアンケートを通して、子どもたちが友だちや先生と一緒に表現することを楽しみ、その経験がご家庭での会話や遊びにも豊かに広がっている様子を感じることができました。
園での経験が家庭へ広がり、家庭での気づきがまた園へ戻ってくる。
そのようなつながりの中で、子どもたちの毎日はより豊かなものになっていくのだと思います。
温かいお言葉や、率直で貴重なご意見を、本当にありがとうございました。
保護者の皆さまと園が、同じ言葉で子どもたちの育ちを語り合えること。それが、私たちにとって何よりの力になっています。
これからも、子どもたち一人ひとりの「やってみたい」という気持ちを真ん中に置きながら、日々の積み重ねを大切にした保育を続けてまいります。
